皆さんこんにちは。

獨協大学前＜草加松原＞駅・草加市松原の歯医者、あき歯科医院です。

お口のトラブルで真っ先に思い浮かべるのは、虫歯でしょう。

子どもから大人まで、年代問わず気をつけなければならない歯科疾患の1つです。

虫歯の原因は、お口に潜む「プラーク」です。「歯垢」ともいいます。

今回は、プラークについてご説明します。
 
 

生まれたばかりの赤ちゃんのお口には、虫歯の原因菌は存在しません。

虫歯菌を持っている家族や周囲の大人から感染してしまいます。

赤ちゃんを虫歯菌に感染させないためには、口へのキスや、一度噛んだ食べ物を与えるようなことをしないことが大切です。

お箸やスプーンなど食器を共有することでも感染しますので、注意しましょう。
 
 

お口にすみついた虫歯菌は、糖質をエサにして増殖し、ネバネバした粘着性の物質を作って歯の表面に付着します。

このネバネバにたくさんの種類の細菌がすみつき、大きな塊になります。これがプラークです。

プラークの中に存在する細菌は300種類以上、1mgの中には1～2億個もの細菌がすみついているといわれています。

プラークの中の虫歯菌は糖分をエサに、増殖を続けながら酸を産出します。この酸によって、歯の表面にあるエナメル質からカルシウムやリンなどのミネラルが溶け出してしまいます。

その結果、歯に穴があいて虫歯になってしまうのです。
 
 

プラークには、歯周病の原因菌もすみつくなど、ほかのトラブルの原因にもなります。

お口の健康のためにも、毎日しっかりと歯磨きをして、プラークを除去しましょう。

ほかにも、プラークのエサとなる糖質が多い食べ物を取り過ぎない、フッ素が配合されている歯磨き剤を使う、などの対策を行うとより効果的です。

しかし、毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、ご自身の歯磨きだけではお口の汚れを取りきることは難しいです。

3～4ヶ月に1回ほど歯科医院に通ってプロの手でクリーニングをすると、虫歯予防の効果もさらに高まります。
 
 

間食や食べる時間の長さなど、食習慣も虫歯リスクにつながることがあります。

草加の「あき歯科医院」では、お一人お一人のお口の状態やライフスタイルを考慮した予防に取り組んでいます。

また、虫歯治療が終わってからの再発防止にも力を入れているので、「前に治療したところがなんだかおかしい」という方はぜひご相談ください。

今、虫歯がない方も、健康な状態をキープできるように適切なケアをアドバイスさせていただきます。